EQ体験セミナーご報告

キャリア支援者のためのワークショップに参加してきました。

JCDA(日本キャリア開発協会)が主催するキャリアウィークの中での講座の一つ。
情動知能「EQ」アセスメントの体験を通じて自他理解を深め、
支援者としての自分に活かすことを目的としています。

講座には、企業のマネジメント層の方、カウンセラーとして独立されている方、
会社経営されている方、NPO法人で活動されている方など約30名が集まりました。
中にはなんと、福岡や北海道から来られた方もいらっしゃいました。

EQ(Emotional Intelligence Quotient:こころの知能指数)は、
「自分の感情の状態を把握し、それを上手にマネジメントするだけでなく、他者の感情の状態を知覚する能力」。

EQ理論が書かれた「EQリーダーシップ 成功する人のこころの知能指数の活かし方」など
世界的にベストセラーとなり、日本でも有名ですよね。

ビジネスの現場で活躍するのに必要な能力として、世界のトップ企業の多くが、
リーダーシップや教育などの研修等で導入しています。

EQの基本定義は5つです。

①自分自身の情動を知る
②感情を制御する
③自分を動機づける
④他人の感情を認識する
⑤人間関係をうまく処理する

このEQに基づいたアセスメント「EQS」は、3つの領域を複合的な要素から分析することができます。

3領域とは「自己対応」「対人対応」「状況対応」。

そしてそれぞれの対応力が、どのような要因に基づいて高いあるいは低いのかについて
階層に分けて一つ一つ見ていくことができます。

例えば、自己コントロール、自己洞察、共感性、対人コントロール、リーダーシップ、状況洞察などの
観点から捉えていきます。

全体階層で同じ結果が出た人も、下位層を掘り下げてみるとその要因はそれぞれ異なります。
人の感情というものは、とても複雑であることを改めて感じます。

また、なぜこの能力が高いか?という分析をしてみると、もともとの性格による感情の能力もありますが、
なんらかの経験や出来事、仕事を通じて育まれたものもありました。

EQの特徴は、
・IQとは互いに対立するものではなく、両者のバランスが重要
・教育や学習によって改善・習得されるもの
・能力を高めて維持することが、個人だけでなく集団などさまざまな環境への適応につながる

と言われています。

今EQの能力が低くても、改善・習得されるという前向きな考え方が良いですね。
また、能力が低く出た部分について、”どのように他の要素で補うか”と考えることもできます。

EQSアセスメントの構成はよく練られています。

自分自身や対人への自分の感情の傾向を知ることは、ビジネスの世界だけでなく、
日常生活にも大いに役立つと思います。

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